お酒も適量なら健康になる
今回はお酒の話です。
えっッ!お酒って活性酸素が出来るんじゃないの?って言うか・・・あなたお酒弱いんじゃ・・・
ハイ!私はお酒が弱いです(笑)そして、活性酸素はもちろん出ます!
では、何故あえて『お酒で健康に』なんでしょうか?
それは、ストレスでも活性酸素が出来るから!なんです。
『活性酸素が出来るからお酒を辞めなさい!』
そういわれたあなたは、素直に辞められますか?
恐らく、いや!九分九厘(笑)無理でしょう?
それに無理にお酒を辞めて、ストレスをためすぎては意味がありません。
それに、私はお酒が弱いですが・・・好きです(笑)
これは、無理矢理飲まされない場合に限りですが・・・
仲の良い友達と適量の酒を飲むのが楽しいんです。
どうせ飲むなら、健康に良いお酒を、適量に飲めば良いじゃない!
と言うことで、お酒と健康の話です。
健康的なお酒の飲み方と適量
それでは、お酒の適量とは?
そして、どんなお酒にどんな効果があるのか?
お酒は、米や麦。果物などを発酵させた物ですから、
体に良い物が入っているのは、実は当たり前なんですね。
お酒ですと、ブドウから出来たワイン
米から出来た日本酒(発酵時に酒粕がでます。これも体に良い事が確認されています)
麹(こうじ)を利用した甘酒、また焼酎など
そして、麦を発酵したビール・ウイスキーなどもそうなんです。
また、お酒の適量ですが
ビールなら中ビン二本まで
ワインはグラス三杯
ウイスキーはダブルでグラス二杯
日本酒は二合まで
これが、一日に飲むお酒の適量です。
また、一気に飲まずおつまみを食べながらゆっくりと楽しむこと
暴飲暴食はもってのほかです。
特に、空腹時に飲むと一気にアルコールが回りますので、
やはり、おつまみなどでお腹を満たすことは非常に重要です。
もし、あなたが毎日飲むというのでしたら、
そこを我慢して、週二日は肝臓を休ませてあげてください。
これがお酒を健康を損なわずに飲むための基本です。
お酒は少量であれば健康に良いとのデータがあり、さまざまな効果が知られています。
気持ちをリラックスさせたり、寝つきを良くして疲れを癒してくれる効果だけでなく、
少量の飲酒が循環器疾患のリスクを低下させるという報告もあります。
飲酒と血圧、死亡率との関係はJカーブ現象が認められており、
Jカーブ減少とは
お酒を全く飲まない人よりも少量から中等量飲む人の方が、血圧は下がる傾向に、
また全死亡率が低い傾向になるという事なんです。
しかし、お酒を飲む理由は、なんと言っても楽しいからではないですか?
これは、
お酒が大脳の中の理性をつかさどる前頭葉に軽い麻痺を起こすためです。
だから嫌なことをパーっと忘れて楽しくなれるのです。
ただし、
飲み過ぎると運動機能をつかさどる小脳にまで麻痺が進み、
歩くことはおろか意識もうろうになるため要注意!
健康の為、次の日にお酒を残さない
次は、二日酔いにならないために
お酒を肝臓が分解するまでには、約6時間掛かりますので、
夜12時以降は、出来るだけお酒を控えましょう。
また、強いお酒は水などで割って飲むと悪酔いしませんし、
次の日にもお酒が残らないです。
特に夜遅いときは、強いお酒は割って飲むようにしましょう。
また、お酒を飲んだ後は、たっぷり睡眠を取ることが非常に大事です。
そして、肝臓の働きを活発にする糖分や、ビタミンを含んだ果物を取りましょう。
飲んだ後に甘い物が食べたくなることってありませんか?
これ、実は人間の生理的にも正しいことだったんですね。
糖分は、アイスやチョコレートよりも果物で取るほうが断然効果的です!
酔ったときの甘い言葉と甘いお菓子にはご用心!
恋も甘いだけよりも、甘酸っぱい方が良くないですか(笑)
ちょっと位刺激的なほうがねっ・・・すいません・・・どうでも良いですかね?
また、熱いシャワーを浴びるのも、血行を良くします。
アルコールの分解が活発になるので、効果的です。
二日酔いには二種類
二日酔いにも種類があるのを、あなたはしっていましたか?
知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
二日酔いには、
1・アルコールが抜けていないタイプ
頭痛・だるさなどが起こり頭がぼ〜っとします。
一般的に二日酔いと言うのは、このタイプでしょう。
2・脳がむくんでいるタイプ
これはお酒が抜けていても・脱水酵素などにより、
体の水分バランスが崩れている状態です。
この状態の人は、MRI検査でもわずかに脳がむくんでいるのが確認されており、
口が渇いたり・頭痛やだるさも起こります。
これらは症状が似ている部分があるため、どちらか判断しづらいです。
お酒を飲んだ後の気持ち悪さや、脈拍が上がる、などの症状や
フラフラするなど、飲酒直後と同じ症状を感じたら【1】でしょう。
寝て起きた後で、アルコールは抜けているはずなのに頭が痛かったり、体がだるい。
また、喉が渇いたり、肌(特に顔)などが、乾燥してカサカサする感じがしたら、
それは【2】の脳がむくんでいる状態です。
重要なのは、【1】と【2】では有効な対処法が異なることなんです。
種類別・二日酔い対処法
それでは、それぞれの対処法です。
まずは、アルコールが残っている場合
これは、水分をたっぷりとって寝るのが一番の対処法です。
この状態の時にはグレープフルーツジュースなどの100%果物ジュース
卵焼き、柿、ゴマなどの食品が効果があります。
続いて脳がむくんでいる状態のときは、
熱いお風呂やシャワーで血管を広げ、血行を良くすること、
軽い運動で汗をかくことが非常に良いです。
この時は水分を取るのもお茶やコーヒーなどの、
利尿作用があり、頭がスッキリする物が効果的です。
食べ物では、梅干などが良いようです。
この状態の時に、睡眠をとっても実はあまり意味が無く、
逆にまだアルコールが残っているときの運動はしない方が良いです。
熱いお風呂なども避けた方が良いでしょう。
水分に関しては、お茶はいつ飲んでも、効果はあります。
が!
コーヒーは、カフェインで頭をスッキリさせるために飲む物なので、
アルコールが抜けていないときには、飲んでもあまり意味がありません。
100%ジュースはビタミンによりアルコールの分解を助けるためなので、
脳がむくんでいる時に飲んでも特に意味はありません。
その点だけは気をつけてください。
発汗とアルコール分解
汗をかくことで、アルコールは体外に排出されますが、
それと同時に、肝臓でもアルコールが分解されています。
寝る・お風呂に入る・運動するこの三つで、アルコールの分解量を調べたところ、
発汗量が多かった順番は、1お風呂・2運動・3睡眠でした・・・が!
肝臓のアルコール分解量と合わせて検査した結果
1睡眠・2運動・3お風呂・・・と全く逆の結果となりました。(下記の表参照)
発汗のための行動 抜けたアルコール量(mg)
お風呂に入る 2500
運動する 3000
寝る 4000
これは、
『眠ることが適度に汗をかく上に、肝臓の働きを、一番活発にする』
ということなのです。
逆にお風呂では、肝臓の働きが抑えられてしまい、
いくら汗をかいても結果的に効率が悪いと言うことですね。
つまり、酔ったら寝るのが一番良いという事です。
正し、あまりにも酔った状態で無理に寝ますと、
そのまま目が覚めないという事態にもなりかねません。
また、嘔吐物を喉につまらせるということも起こります。
お風呂に入るのは、脳がむくんでいる時は有効なのですが、
これも、あまりにもアルコール量が多いと、頭に一気に血が上り
そのまま・・・と言う事もあり得ますので・・・
あまりにも気持ち悪い・頭が痛いからと言って
すぐに寝てしまう・すぐにお風呂に入る、のではなく、
酔い対策をして、ある程度酔いを落ち着かせることも重要です。
上記以外にも酔い対策をご紹介していますので、
お酒の弱いあなたは今すぐ ↓ をクリック!
酒は百薬の長
『酒は百薬の長』とは中国古代の史書『漢書』から出た言葉ですが、
実際、酒は人間の素晴らしいパートナーです。
いや、素晴らしいパートナーになり得ます!と言っておきましょう。。
しかし、一歩間違えると身を滅ぼす存在にもなり得ます。
はまり過ぎると痛い目見たり・・・恋愛みたいなもんですかね・・・
それぞれの酒を飲むのに適した温度で、香りとコクを楽しみつつ、
ゆったりとした気分で飲めば、ストレスを解消し、心を安らかにしてくれます。
大昔は、お酒を薬として使っていたこともあったそうです。
酒を「百薬の長」とするためには、肝臓への負担を少なくして、肝臓を疲れさせないこと。
そのためには、脂の少ない肉、魚、豆腐など、
肝臓の働きを活発にする高タンパク、高ビタミンの食品を食べながら飲むことが大切です。
アルコール濃度の高い酒を一気に飲んだり、空腹時に何も食べずに飲んだり、
また脂肪分の多いおつまみを食べ過ぎると肝臓に大きな負担をかけます。
日本酒を1日に1〜2合、刺身や焼き魚、豆腐などをおつまみに飲む
昔ながらの飲酒パターンは、肝臓のためにもよく、生活の知恵といえそうです。
酒を「百薬の長」とするために、
酔うために飲むのではなく、楽しむために飲みましょう。
適量が守れるあなたは、お待ちかね!
お酒の種類ごとにどんな健康効果があるかをご紹介します。
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